「梅雨時期」のすまいとの付き合い方!!

こんにちは。”私たちにちょうどいい家(R)プロジェクト”のダイヒョウ(株)の木内淑規(きのうちとしのり)です。

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さて、そろそろ蛍の時期です。蛍の光にしばし見とれる夏の夜・・・蛍狩りは日本の風物詩です。環境の変化により一時は激減しましたが、蛍の飛ぶ環境を取り戻そうという動きが各地であり、蛍がみられる場所が少しずつ増えています。

一般的に蛍といえば光るものと思っていますが、それが当たり前ではありません。世界では2000種ほど、日本でも40種ほどの蛍がいるといわれています。その生態はさまざまで、幼虫のときは発光するものの、成虫になると発光しない蛍もいます。また、ほとんどの蛍が一生を陸上で過ごし、昼間に活動するため、光ではなく匂いを発しているそうです。

日本の夏の風物詩である蛍狩りの主役となるゲンジボタルとヘイケボタルは、長い幼虫期を水中で過ごし、成虫になると陸上で発光する珍しい種類なのです。この蛍は、きれいな川に住むカワニナという貝を
食べて成長するため、自然環境のバロメーターにもなっています。

では、蛍の成虫が発光するのはなぜでしょう?

それは、求愛信号だと考えられています。成虫期間はおおむね1~2週間程度で、オスが飛んで発光しながらラブコールを送り、それに応えてメスが光れば婚約成立で、オスがメスのもとに飛んでいきます。そして、産卵をしてお互いの一生を終えることになります。短い成虫時代を精一杯輝いて生きている!命をかけた恋のときめきが伝わってきます。

さて、日本の夏の主役となる、ゲンジボタルとヘイケボタルは、源氏と平家に由来します。もともと源氏物語から名づけられたというゲンジボタルに対し、光も弱く小型の蛍に、源平合戦で負けた平家の名を付けヘイケボタルになったといわれています。

そして蛍に会いに行くタイミングですが、こういった自然のものに会いに行くときには、自分の都合ではスケジュールは決めらません。飛ぶ力の弱い蛍は、雨の日や風の強い日には出ません。また月明かりが明るかったり、温度が低くてもあまり飛んでくれません。一番いいのは、雨上がりで気温の上がった、むっとするような天気の夜です。一週間ほどの命しかないホタルは、そんな夜を選んで一斉に飛び交ってくれます。今日が良さそうと思ったら、急いで出かけましょう。蛍が一番飛ぶのは夜7時から9時くらいまでです。

蛍に会える日は、ムッとするような天気の夜、つまり梅雨時期です。そこで今回は、梅雨をテーマにした住まい対策をお伝えします。

■ 今週のTOPIC 「住まいの梅雨対策!!」

今年の梅雨は、日本付近に南からの温かく湿った空気が入りやすい見込みとなっており、太平洋高気圧の北への張り出しが弱く、梅雨前線が停滞する日が多いようです。全国的に梅雨らしいぐずついた天気となりそうです。

梅雨時期は、住まいにも湿気対策や暑さ対策が必要です。じめじめした時期ではあるが、なるべく快適に過ごせるように準備しましょう。

◆梅雨の時期、不快の原因はじめじめとカビ、におい

雨が続き、心も体もじっとりしてしまう梅雨がやってきます。外へ出るたび傘を持ち歩かなくてはならないし、ヘアスタイルも決まらない、この季節は憂鬱だという人が多いのではないでしょうか。

せめて家の中だけでも快適に過ごしたいものですが、家の中も湿気がいっぱいです。洗濯物を外に干せないので、部屋干しをすれば部屋の中はさらに湿気が充満し、いやなにおいまでしてしまいます。人間は一晩にコップ2杯分の汗をかきますから、布団もなんだかじめじめして、不快に感じる人も多いですよね。そこで、少しでも快適に梅雨を過ごせるよう、工夫をしてみましょう。

◆梅雨でも快眠!さらっとした布団で眠るためには?

熟睡するために重要なのが、ふかふかの布団です。梅雨の時期は湿気を含んで、じっとりした肌触りになりますが、問題はそれだけではありません。湿った布団はダニやカビの温床なのです。

天気予報をチェックして、晴れ間が出る日は、布団を干すようにしましょう。

布団の中のダニを殺すためには、1時間以上紫外線をあてると良いとされていますが、太陽が出ていなくても紫外線は降り注いでいるので、晴天でなくても布団を干しましょう。

ただ、湿気の多い日は布団を乾燥させる効果が低いし、雨の降りそうな日に布団を干せば濡らしてしまう可能性があるので、晴れ間もある曇りの日が良いでしょう。

しかし、長雨が続いて止み間がないこともあります。その場合は、除湿グッズを上手に活用しましょう。たとえば、昔ながらのすのこを布団の下に敷けば、通気性を格段にアップさせてくれます。真ん中で折って立体にし、布団を干せるタイプもあるので、梅雨の時期には重宝しそうです。

すのこはかさばるという人には、薄い除湿シートも販売されているので、試してみると良いでしょう。もちろん、布団乾燥機を利用するのも一つの方法です。

◆部屋干しでもにおわせない!!

いつ雨が降るかわからない梅雨の時期は、外に洗濯物が干せない日も多いです。乾燥機があれば良いが、部屋干しを余儀なくされるご家庭もあるでしょう。部屋干しでいやなにおいが発生することもあるから、なるべく早く取り込みたいものだが、湿気が高いのでそうもいかないです。

そこで、少しでも早く乾く工夫をしましょう。まず、干す場所は、通気の良い場所がベターです。といっても外は雨なので、窓を開け放すわけにはいかないので、なるべく広い部屋で、できればエアコンや除湿機、扇風機をつけると良いでしょう。

浴室乾燥機や浴室換気扇がある家庭なら浴室でも良いが、入浴の時間には取り込まなければならないので、量が多かったり、厚手のものが多かったりするなら、避けた方が良いでしょう。

洗濯物は、脱水を長めにしたり、洗濯機に風乾燥機能がついているなら利用したりして、少しでも湿気を取り除く工夫をしましょう。干す際には、風を通すため、大きな衣類を一ヶ所にまとめず間に小さなものを干すようにしましょう。

また、なるべく布が重ならないようにするのがコツです。小さいタオルなども、ピンチハンガーを使い、なるべく伸ばすようにして干すと乾きが早いです。衣服などの縫い目部分は、布が重なっていて乾きづらいので、裏返して干しましょう。スラックスは裾を拡げるようにしてピンチハンガーにかけると良いでしょう。また、シーツやタオルを紐に干す場合は、斜めがけにすると水分が落ちやすくなります。

雨の季節はついつい洗濯物を溜めがちだが、雨天続きならなおのこと、コマメに洗うことが大切です。
一度にたくさんの洗濯物を部屋に干すと通気性が悪くなってしまうし、汚れた衣類を溜めこむと雑菌が繁殖し、洗った後にも残ってしまう可能性が高くなるからです。

◆効率的に部屋の湿気をとる!!

部屋の湿気を除去してくれる機械には、エアコンと除湿機があるが、どう違うのでしょうか。

エアコンのドライ機能は、室内の空気を取り込み、冷却して結露させることにより水分を排除するものです。「弱冷房除湿」と「再熱除湿」があり、弱冷房除湿は冷やした空気をそのまま室内に戻すので、除湿すると同時に室温を下げます。再熱除湿は一度冷やした空気をまた暖めてから戻すため、室温は変わらないが、使用電力量が多いという難点があります。

どちらにしても、除湿の効率を上げるためには、エアコンの掃除が有効です。

エアコンの電源を抜いて、きつく絞った雑巾でエアコン外面についた埃を拭き、前面パネルを開いてフィルターを取り外し、水で洗うと良いでしょう。フィルターは陰干しをして、再びセットします。その後さらに送風運転で完全に乾かしましょう。
除湿機には大きくコンプレッサー式とゼオライト式の二種類があります。ゼオライト式は空気を冷やして湿気を水滴に変え、吸湿剤(ゼオライト)で吸着することによって、空気を乾燥させるものです。しかし一般的に、消費電力が大きいわりには除湿能力が低いものが多いです。

これに対してコンプレッサー式は基本的にはエアコンの除湿と同じ仕組ですが、本体が重く騒音があること、また低温期には能力が落ちるという欠点があります。また、除湿機には室外機がないので、冷媒ガスを圧縮するときに発生した熱で、室温を上げます。

つまり、室温を下げたいならエアコンの弱冷房除湿を、上げたいなら除湿機を使うと良く、洗濯物を乾かす目的なら除湿機が最適です。

また、除湿機は風量でエアコンに劣ることが多く、室内の空気が撹拌されづらいため扇風機を併用すると良いが、肌寒い日は、体に風が当たらないように、壁に向けて扇風機をまわすと良いでしょう。

一年に一度は必ずやってくる梅雨はいやな季節ですが、夏場に水不足に陥らないためには、まとまった雨も必要であることも事実です。

快適に過ごせるよう、工夫をしてみましょう!!

それでは、また。