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こんにちは。"私たちにちょうどいい家(R)プロジェクト"、創業58年、ダイヒョウ株式会社です。
さて、月初めは、住宅ローンの金利が気になります・・・。それでは、早速今月発表された各金融機関の今月の住宅ローン金利を見てみましょう。メガバンク5銀行より発表された2020年2月適用分の住宅ローンです。以下にご紹介するものは、当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプの商品です。
今月は、メガバンクは、当初固定10年間の金利は全て引き下げており足並みが揃いました。
当初固定10年間だけでなく、全体的に細かく見ていきます。
メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行ローン金利は、変動金利以外全ての金利を引き下げています。三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行は、変動金利を据え置く一方で、固定金利に関しては全て引き下げています。みずほ銀行も三菱UFJ銀行、三井住友銀行同様、固定金利を引き下げました。当初固定10年の金利だけでなく全ての面で、久しぶりにメガバンクの足並みが揃いました。
では、先月、金利を引き上げた、固定型住宅ローンの代名詞でもある全期間固定型金利の【フラット35】はどうなったでしょうか?住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35の2020年2月の適用金利が発表されました。
1.28%(前月より+0.01%)~1.94%
と、今月も金利を引き上げました。先月から4か月連続で0.01%金利を引き上げましたが、まだまだ低金利なので魅力的なサービスを提供中です。
1.23%(前月より+0.01%)~1.89%
と、中期に関しても引き上げました。
と、中期に関しても引き上げました。
1.54%~2.20%
1.49%~2.15%
以上のようになっています。
今月もフラット35は、全体的に金利を引き上げました。4か月連続での金利引き上げとなっております。金利は上がりましたが、わずか0.01%の引き上げなので1.20%台を保っており魅力的なサービスを提供中です。
メガバンク、ネット系銀行が、中長期の固定を引き上げたのになぜ、フラット35の金利が上がったかというと、それは、月半ばの10年国債金利が1つの指標になっているためと考えられます。1月中旬の時点で、12月末の時点よりはやや上がっていました。フラット35は、半月前に翌月の金利が確定します。このような理由でフラット35の金利は、上がったと予想されます。
同じような理由で、ソニー銀行も10年固定・全期間固定の金利を上げました。ちなみに、1月中旬から1月末にかけて、10年国債の金利は、急落しました。この影響から、メガバンク・ネット系銀行は、金利が下がったと考えられます。
では、今月の金利動向をまとめましたので、ご覧ください。
今月の住宅ローン金利は、多くの金融機関が久しぶりに金利を引き下げました。これは実に4カ月ぶりです。ようやくここ最近の金利上昇が落ち着きました。細かく見てみると変動金利は、ほぼ変わらなかったです。
10年固定(固定金利期間選択型の期間10年)は金利がやや低下しました。
全期間固定では、フラット35がややアップした一方で、フラット以外はやや下がるという動きになりました。足元の金利動向を分析すると、足元の金利動向を分析すると世界的に金利が乱高下しており、日本もその影響から逃れることはできません。住宅ローンを借り入れ(借り換え)を検討している方は、金利が落ち着きを取り戻した2月はチャンスと言えるかもしれません。
ほとんど動きのなかった変動金利ですが、唯一、じぶん銀行が金利を下げました。借り換えのみですが、0.410%(前月比-0.047%)となり、トップのジャパンネット銀行とSBIネット銀行の間に割って入った形です。
最低金利は変わらずジャパンネット銀行の0.399%です。変動金利の最安値の争いはネット系銀行が利益を削りあっている印象です。
一方、10年固定とフラット35以外の全期間固定のほとんどの金利が下がったのは、10年国債の金利低下を受けてのことです。2019年12月末時点より2020年1月末時点の金利が約0.05%下がっています。ちなみに10年固定でのトップは、じぶん銀行の0.55%となります。
久しぶりに金利が低下した月と言って良いでしょう。
足元の金利状況を分析する限り、2020年3月も金利が落ち着いて推移する可能性が高いと考えています。
昨年から続いた金利上昇もようやく一服しました。住宅ローンの利用を検討している方にとって、金利が落ち着いている2月、3月は大きなチャンスと言えるでしょう。
逆に、4月以降の金利は、不安定な状況が続くと予想しています。米中貿易摩擦が第一段階の合意に達し、世界経済に光明が差したかと思えば、新型コロナウイルスが発生しました。世界中で株が売られ、債券が買われました。現在は、相場は落ち着きを取り戻していますが、コロナウイルスの脅威が過ぎ去った訳ではありません。
住宅ローン金利を左右する10年物国債も不安定な動きを続けており、楽観するのは時期尚早です。また、内閣府の景気動向指数は、悪化が予想されています。
政府は認めていませんが、日本の景気は後退局面に入っている可能性が極めて高いと言えるでしょう。このような状況から、悪い金利上昇が起こる可能性がある点には注意しておきましょう。
そして今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…というメリットがあります。
いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…そうなってしまっては元も子もありません。目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット/デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!
※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいせ。
http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top
【フラット35】の利用を予定している方、住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!!
最後に、固定金利が下がりいったん落ち着いた2020年2月の住宅ローン金利は、低水準で推移しております。現在購入を検討している方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとって、金利が低い今月と翌月は、検討する価値があります。住宅ローン金利が低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう。
それでは、また。
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