【新型コロナ!】4か月ぶりに住宅ローン金利が下がりました!
こんにちは。"私たちにちょうどいい家(R)プロジェクト"創業58年のダイヒョウ株式会社です。
中国発新型コロナ感染症が世界(特にアジア)を、健康面だけでなく人と人の交流を震撼させています。リスク資産である各国の株式から、国債などへの比較的安全資産への投資資金の移動が顕著になっています。
そのせいでしょう。2020年3月の住宅ローンの金利は、多くの金融機関が金利を引き下げました。今月の住宅ローン金利は、変動、固定、すべてに金融商品の金利が大幅に下がりました。
この要因は、なんといっても現在大きな問題になっている新型肺炎です。世界中に問題が急拡大しており、世界中で国債が買われ、金利が急低下しました。景気の事を考えると、決して良い状況とは言えませんが、住宅ローンを検討しているお施主様にとっては、大チャンス到来です。
◆固定期間選択型変動金利型住宅ローン!
(出典:ZERO-CUBE ミニ4550)
それでは、早速今月発表された各金融機関の今月の住宅ローン金利を見てみましょう。メガバンク5銀行より発表された2020年3月適用分の住宅ローンです。以下にご紹介するものは、当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプの商品(固定期間選択型変動金利住宅ローン)です。
- 三菱UFJ銀行…0.99%→0.95%(-0.04%)
- 三井住友銀行…1.00%→0.95%(-0.05%)
- みずほ銀行…0.70%→0.60%(-0.10%)
- りそな銀行…0.65%→0.60%(-0.05%)
- 三井住友信託銀行…0.60%→0.55%(-0.05%)
今月は、メガバンクは、当初固定10年間の金利は全て引き下げており足並みが揃いました。当初固定10年間だけでなく、全体的に細かく見ていきます。
メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行の住宅ローン金利は、変動金利を除く、短期、中期、長期固定金利を引き下げています。
三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク三井住友銀行も、変動金利を据え置く一方で、固定金利を引き下げました。
メガバンクの一角、みずほ銀行も三菱UFJ銀行、三井住友銀行同様、固定金利を大幅に引き下げており、2カ月連続でメガバンクの足並みが揃いました。
では、先月、金利を引き上げた、固定型住宅ローンの代名詞でもある全期間固定型金利の【フラット35】はどうなったでしょうか?
◆全期間固定型金利の【フラット35】!
(出典:ZERO-CUBE ステップフロア)
住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35の2020年3月の適用金利が発表されました。
・融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の主力タイプの金利幅!
1.24%(前月より-0.04%)~1.87%
と、今月は金利を引き下げました。5か月ぶりの金利低下となり1.20%前半台の金利は、魅力的なサービスで提供中です。
・融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅!
1.19%(前月より-0.04%)~1.82%
と、中期に関しても引きさげました。
・融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅!
1.50%~2.15%
・融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅!
1.45%~2.10%
以上のようになっています。
今月のフラット35は、全体的に金利を引き下げました。4か月ぶりの金利引き下げとなっており魅力的なサービスを提供中です。
◆2020年3月の住宅ローン金利の傾向!
(出典:ZERO-CUBE)
今月の住宅ローン金利は、全ての金融機関が、金利を大幅に低下しました。過去10年にさかのぼってもこれだけ大きく住宅ローン金利が低下することはめったにありません。
要因は、現在大きな問題になっている新型肺炎です。中国に端を発した新型肺炎は、2020年3月現在、世界中に問題が急拡大しており、世界中で国債が買われ、金利が急低下しております。さらに米国が利下げに踏み切る等、バブルと言っていい程、足元の金利が低下しています。景気の事を考えると、決して良い状況とは言えませんが、住宅ローンを利用するのであれば、今は好機と言って良いでしょう。
◆各金融機関の住宅ローンの金利動向!
(出典:ZERO-CUBE ステップフロア)
変動金利も全体的に下がりました、じぶん銀行が更に金利を下げ、ジャパン銀行を抜き最低金利トップになりました。相変わらずネット系銀行が利益を削りあっている印象です。
固定金利も10年固定とフラット35の全期間固定のほとんどの金利が下がりました。その理由は、やはり新形肺炎影響をうけての10年国債の金利低下です。ちなみに10年固定でのトップも、じぶん銀行の0.55%となります。
◆2020年3月の住宅ローン金利の動向を総括!
(出典:ZERO-CUBE 回-kai-)
昨年から続いた金利上昇がここにきて大幅に下落しました。住宅ローンの利用を検討している方にとって、3月は大きなチャンスと言えるでしょう。今後の状況ですが、新型肺炎の問題が落ち着くまでは、金利が低利安定すると予想しています。
実際に比較する際には、保証料や事務手数料、団信のコストなども含めて検討する必要があります。新規で借りる場合も、借り換えの場合も、いくつかのローンを比較して、トータルでより有利な商品を選ぶようにしましょう。
そして今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…というメリットがあります。
いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…そうなってしまっては元も子もありません。目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット/デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!
※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいせ。
http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top
【フラット35】の利用を予定している方、住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!!
最後に、新型肺炎の影響から2020年3月の住宅ローン金利は、低水準で推移しております。現在購入を検討している方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとって、金利が低い今月と翌月は、検討する価値があります。住宅ローン金利が低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう。
それでは、また。